ブンボーのスープの秘密|骨、レモングラス、マムルオック
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ブンボーフエの魂はスープにあり。牛骨、レモングラス、マムルオックの三要素が織りなす複雑な味わいの秘密に迫ります。
スープの三大要素
1. 牛骨と豚骨
ブンボーフエのスープは、牛骨と豚骨を長時間煮込んで作ります。
- 牛骨:深いコクと旨み
- 豚骨:まろやかさを加える
- 煮込み時間:最低6〜8時間
2. レモングラス(Sả)
フエ料理に欠かせないハーブです。
- スープに爽やかな香りを加える
- 肉の臭みを消す効果
- 根元の白い部分を叩いて使用
3. マムルオック(Mắm Ruốc)
発酵した小エビのペースト。ブンボーフエの味の決め手です。
- 独特の旨み(ウマミ)を加える
- スープに深みを出す
- 入れすぎると香りが強すぎる
その他の重要な要素
唐辛子油(サテ)
スープを赤く染め、辛みを加えます。店によって辛さが異なります。
アナトー(Hạt điều màu)
スープにオレンジ色を加える天然色素。風味はほとんどありません。
香辛料
- 八角(少量)
- シナモン(少量)
- ニンニク
- エシャロット
スープの作り方(簡易版)
- 牛骨と豚骨を下茹でして臭みを取る
- 新しい水で骨を6時間以上煮込む
- レモングラスを叩いて加える
- マムルオックで味付け
- 唐辛子油で色と辛みを加える
- 塩、砂糖で味を調える
家庭で再現する場合
代用品
- マムルオック→ニョクマム+干しエビ
- レモングラス→冷凍品や乾燥品で代用可
- 牛骨→牛すじ肉でも可
時短テクニック
- 圧力鍋で煮込み時間を短縮
- 市販のブンボースープの素を使用
店によるスープの違い
ブンボーフエのスープは店によって大きく異なります:
- 辛さのレベル
- マムルオックの量
- スープの濃さ
- 油の量
自分好みの店を見つけるのも、ブンボーフエ巡りの楽しみです。
まとめ
ブンボーフエのスープは、骨の旨み、レモングラスの香り、マムルオックのコクが三位一体となった芸術品。この複雑な味わいを生み出すには、時間と技術が必要です。本場フエで、職人の作るスープをぜひ味わってください。
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